「余命180日です。」
大学教授・リチャードに告げられた突然のがん宣告。博学でエレガント、真面目な夫として美しい妻と素直な娘との何不自由ない暮らしを送っていたはずのリチャードの人生は一変。追い討ちを掛けるかのように妻に上司との不倫を告白された彼の日々は予期せぬ展開を迎える。死を前に怖いものなしになったリチャードは残りの人生を自分のために謳歌しようと決心。あけすけにものを言い、授業中に酒やマリファナを楽しむ。ルールや立場に縛られない新しい生き方はリチャードにこれまでにない喜びを与え、人の目を気にも留めない彼の破天荒な言動は次第に周囲にも影響を与えてゆく。しかし、リチャードの“終わりの日”は着実に近づいていて…
演者と役柄が交点を持つ瞬間が幾度もあり
途中から何を観ているのか分からなくなった
そのくらい今のジョニー・デップ
そして今までのジョニー・デップの生きて来た時間がフィクションを超えて
リチャード教授に落とし込まれていた気がしました
つくづく映画を愛し映画に愛された男なのだと。
またゾーイ・ドゥイッチの作品毎の七変化振りには
毎度心の二度見をさせられる
目の離せない新星